日記。平成26年11月20日
寒中の木の芽
内村鑑三
一
春の枝に花あり
夏の枝に葉あり
秋の枝に果あり
冬の枝に慰あり
二
花散りて後に
葉落ちて後に
果失せて後に
芽は枝に顕る
三
嗚呼ああ憂に沈むものよ
嗚呼不幸をかこつものよ
嗚呼冀望の失せしものよ
春陽の期近し
四
春の枝に花あり
夏の枝に葉あり
秋の枝に果あり
冬の枝に慰あり
真冬の夜道
冬になりて日常も凩に吹かれ、会社の仕事も大変辛くてくだらなくなりつつある。寒くなりながらも帰る時間が遅くなり、一生懸命してもなぜかわからない。金持ちの考え方は全く納得せず、とにかくそんなやつは呪いを招かないように祈り奉。人間に仕えることは大体そんな感じなんだろうね。
人間にすら仕えざるもの、鬼に仕えるもんか。まあ、神に仕えるものは、どんな姿なんだろうね。半年前の決断でお金に配慮して日本に留まることを放棄したことは、正しいとは間違いないが、人生の道としてはくいは残っている。夜十時後のつくばの西大通りで私がアルバイトの帰り道は、同じく寒い風の吹く場所だ。もう、永遠に戻ることができなくなった。
正直、私はフラフラするものが嫌いだ。花より餅、能力のないものはもちろん嫌いだけど、やれなくてコメントばかりするものは死ぬるべきもの。生きる価値は手にあり、口には罪ばかり。冬の後は春なのか。花咲いて、緑広げ、実りしても、覚えるものだれ。新たなる芽も、誰のためぞ。
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