煙よ飛んで
夜八時半、仕事からの帰り道。うちのクマの姿が橋の上に目撃した。タバコの煙が月の光で地獄の美しさを描きながら舞い上がり、空まで夜風に散ってしまう。ちょっと佇み、すぐにその場で座り、携帯を取り出し弄っていたそうだ。これは、いわゆる中年期の模様だろぅか。
どんな人生に遭遇すると、人としての尊厳を持つ方がいい。他人に迷惑をかけるより、日本人らしく切腹するほうが良いと思う。生きること自体は苦しみだ。神は人間に授けたのは思い苦労である。頑張らないとうまくいくわけがない。また、夢を持つことは、必ずしも悪いことじゃない。
人生の意味は、正しさによって判断される。神は情けの神でなく、義の神である。情けには義がなく、義には情けを満たす道がある。神は孤独であり、ゆえに公正なり。神はいちいち人を裁くと、誰がまた立てる。今頃は、神の寛容にすぎない。ソドムの煙は何時れ、また見えるようだ。
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